【夏の高校野球】令和2年夏季岩手県高等学校野球大会 数字でみる8強

 

令和2年夏季岩手県高等学校野球大会。

県大会はいよいよ準々決勝へ。

出揃った8強のこれまでの戦いを振り返るとそれぞれのチームカラーもより鮮明に。

 

 

攻守に圧巻なのは3試合連続コールド勝ちの花巻東。最多46得点を挙げチーム打率.538は群を抜いています。また15イニング連続で無失点無失策を継続中。

 

また盛岡大附高田も4割を超える打率をマーク。一関学院の4本塁打も打撃陣の好調ぶりを裏付けています。

 

昨夏4強の黒沢尻工は花巻東と並んで最も三振が少なく、盗塁は最多タイの12個、犠打は1試合平均3.3回という数字で、まさに胆大心小。名将・石橋監督の堅実かつ大胆な指揮がうかがえます。またコールド勝ちした県大会1回戦を除いた2試合の総得点11のうち8点が終盤。黒工が近年みせる逆境の強さはこの夏も健在です。

 

守りでは盛岡一が26イニング連続で無失策を続けており持ち前の堅守を証明。ここまで好投手と戦ってきた打線も力をつけており、チームとして一戦ごとに強さを増している感があります。

 

また伝統校の一関一は最も少ない総得失点差で3試合中2試合が3点差以内の接戦。ここまで投手5人を起用し、継投を武器に競り合いの強さをみせています。

 

今大会の台風の目となっている水沢商は8強のチーム中で最多の4試合を戦い、そのうち3試合が逆転による勝利です。1試合平均の失策も1、犠打も最多の12で堅実な野球が光ります。また逆転勝ちした3勝のうち2勝は8回裏のドラマ。終盤の強さも際立っています。

 

 

集大成の舞台でそれぞれが練習の成果をみせる特別な夏。

熱い戦いも残すところ7試合です!

 

がんばれ!岩手の高校球児たち!

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