【宮古市】東北ヒロセ野球場(宮古運動公園野球場)

宮古運動公園野球場は、単なるスポーツ施設というだけでなく、東日本大震災からの復興のシンボルとしての側面も持っています。もともと宮古運動公園は1980年代から整備されてきましたが、2011年の東日本大震災により甚大な被害を受けました。

津波によりバックネットやフェンスが倒壊し、グラウンドに瓦礫が流入しましたが、その後、市民のスポーツ拠点として全面的な復旧工事が行われました。生まれ変わった球場。内野は混合土、外野は天然芝を採用しており、選手の足腰への負担を軽減する設計です。スコアボードは一部電光ながら時期反転式でイニングスコアを表示。現在の照明設備は環境配慮と視認性向上のためLED照明へと改修されました。これにより、仕事帰りのナイター利用や、夏の夜間試合も快適に行えるようになっています。また、バリアフリーに配慮されたユニバーサルデザインを採用しており、多機能トイレや車いす対応の設備も整っています。

愛称は「東北ヒロセ野球場」です。地元に生産拠点を持つ東北ヒロセ電機が命名権を取得したことで、隣接する陸上競技場とともに現在の愛称となりました。使用期間は2024年4月から2027年3月までの3年間。

海に近い立地のため、潮風を感じる開放的なロケーションが最大の特徴。高校野球の地区予選や県大会も行われ、三陸沿岸の代表的な球場のひとつとなっています。

ちなみに球場近くには、新海誠監督の「すずめの戸締まり」で登場する“後ろ戸”も。聖地巡礼として多くのファンが訪れています。

球場DATA

・再開場 2017年7月15日
・中堅120m 両翼97m
・収容人数 メインスタンド533席、内野席1,383席、外野芝生席約1,500席

マップ

宮古市赤前第9地割10番地2