東北各県の王者が集う夏の東北大会。

初日の雨天順延で硬式1試合がノーゲームとなり、軟式2試合は中止となり翌日へ。

そして第2日目は快晴に恵まれ、4試合の熱戦が繰り広げられました!

硬式の一関学院と軟式の専大北上も登場。

勝利を目指し全力プレーで球場を沸かせました!

 

岩手県勢の試合結果

(硬式)一関学院の試合結果

令和2年東北地区高等学校野球大会 1回戦 @石巻市民球場

チーム 1 2 3   4 5 6   7 8 9 R
仙台育英 0 0 0   1 0 0   2 0 0 3
一関学院 2 0 0   0 0 0   0 0 0  2

(仙)笹倉、吉野、阿部、向坂ー木村、吉原
(一)菊池悠、小綿、近江ー佐々木春
二塁打:佐々木(仙)

 

初回、一関学院はヒットや四球などで一死2・3塁とし、主砲の坂本がレフト前タイムリー!さらに1・3塁から5番瀬川の内野ゴロの間に3塁走者がホームインし、学院が2点を先制!そして先発の菊池悠は仙台育英の強力打線を相手に3回をノーヒットピッチング。学院の2点リードで中盤戦へ。

 

4回表の仙台育英は四球と内野安打で1・2塁の得点機を作り、5番に入っている笹倉(一関市出身)にライトへタイムリーを打たれ1点を失うものの、ここから一関学院の守備陣が後続をダブルプレーにとり同点は許しませんでした。

 

ここから一関学院は継投へ。5回から岩手県大会でも多くの強打者たちを打ち取ってきたリリーフエースの小綿がマウンドへ。粘りのピッチングで猛攻をしのいでいきました。

 

しかし7回、仙台育英は2つの四球などで二死1・2塁とし、3番佐々木涼がライト線へ逆転の2点タイムリー。一関学院はこの試合初めて追う立場となりました。

 

8回からは投手に復帰したばかりの近江がマウンドへ。制球に苦しみながらも最速141キロを計測する力のあるボールで追加点を与えない好リリーフみせ、味方打線の反撃を待ちました。

 

そして9回の一関学院。先頭の坂本がヒットで出塁し、続く瀬川も四球で繋ぎ、送りバントで一死2・3塁の一打逆転サヨナラの場面をむかえました。

しかし後続がファーストフライとファールフライに倒れゲームセット。

惜しくも雪辱はなりませんでした。

 

「仙台育英に雪辱したい」と語り臨んだ一関学院。

岩手県大会でもみせた粘り強さで勝利まであと一歩と迫りました。

終わってみればヒット数は相手を上回り、守備は無失策。

持ち味存分の戦いぶりでした。

 

岩手のチームで最も長い夏を戦った一関学院ナイン、お疲れさまでした。

そして数々の好ゲームをありがとう。

 

(軟式)専大北上の試合結果

令和2年東北地区高等学校軟式野球大会 1回戦 @鹿島台中央野球場

チーム 1 2 3   4 5 6   7 8 9 R
平工 0 0 0   0 0 0   0        0
専大北上 2 3 1   0 0 2   X        8

7回コールドゲーム
(平)下山田ー村上
(専)平澤、藤田ー菊池
本塁打:菊池(専)
二塁打:平澤、藤田、加藤、伊藤(専)

 

初回、専大北上はエラーで出塁した伊藤の盗塁と髙橋諒の内野安打で一死1・3塁の場面を作る。そして盗塁が相手守備のミスを誘い三塁走者が生還し1点を先制!さらに後続も相手守備の乱れを逃さず盗塁を絡めながら得点機を広げ2点目を奪う。

 

そして2回には二人のランナーを置いて、1番菊池がライトオーバーの3点ランニングホームランを放つ!

 

その後も3回には藤田のタイムリーツーベース、6回には加藤のツーベースから相手エラーなどで2・3塁としエースナンバーを背負う伊藤がレフトへ2点タイムリーツーベースを放ちリードを8点とする!

 

守備では平澤と藤田が無四死球1安打0封リレーの好投野手陣も無失策の守備

試合は7回コールドゲームで専大北上が勝利を飾り準決勝進出を決めました!

 

次戦は青森代表の五所川原第一との対戦です。

がんばれ!専大北上ナイン!

 

東北大会の全試合結果

8月9日の試合結果

【硬式】

▽1回戦

仙台育英 0-1 一関学院
(3回表 雨天ノーゲーム)

 鶴岡東 4-1 青森山田

※軟式2試合は雨天順延

8月10日の試合結果

【硬式】

▽1回戦

仙台育英 3-2 一関学院

▽準決勝

 鶴岡東 1-2x聖光学院

【軟式】

▽1回戦

  羽黒 2-5 秋田工

  平工 0-8 専大北上
  
(7回コールドゲーム)

 

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