【夏の甲子園】花巻東、機動力を絡めた冴える試合巧者ぶり 完封リレーで3年ぶり8強進出 岩手 - 高校野球

第108回全国高校野球選手権大会は16日、兵庫県西宮市の甲子園球場で3回戦が行われ、岩手代表の花巻東が香川代表の英明を4対0で下し、2023年以来3年ぶり4度目となる8強進出を決めた。

隙を突く走塁と手堅い攻めで奪った4得点

花巻東は適時打こそ出なかったものの、相手の隙を逃さない積極的な走塁や内野ゴロ、犠打飛を巧みに組み合わせる圧巻の試合巧者ぶりを発揮。狙い澄ました攻撃で効率よく得点を積み重ねた。
二回裏、相手失策と菊地輝の右安打で1死一、三塁とすると、齋藤の遊ゴロの間に三塁走者が手堅く生還して先制。三回裏には1番戸倉の中安打と3番赤間の右安打などで1死二、三塁の好機を作り出し、4番古城の遊ゴロの間に三塁走者が還って加点した。
六回裏には2つの四球と犠打で作った1死一、二塁の場面で果敢にダブルスチールを決めて二、三塁として揺さぶりをかけると、続く齋藤の中犠飛で三塁走者の萬谷がタッチアップして3点目を奪った。この時アウトとなったものの相手の隙を逃さず二塁走者の花坂も本塁を狙うなど、最後まで攻めの姿勢を崩さなかった。八回裏にも1死二、三塁から久保村の左犠飛でダメ押しとなる4点目を挙げ、着実に勝利を引き寄せた。

赤間・萬谷の盤石リレーで英明打線を零封

投手陣の力投と好守も冴え渡った。甲子園初先発となった赤間史弥は立ち上がりのピンチを落ち着いて凌ぐなど要所を締め、6回5安打無失点と完璧なゲームメイクを見せた。
七回からはライトからマウンドへ上がった背番号1の左腕・萬谷堅心が登板。3イニングをわずか1安打に抑える力投で英明打線を寄せ付けず、盤石の完封リレーを完成させた。
花巻東は大会13日目(18日)に行われる準々決勝第3試合で、準決勝進出をかけて横浜と対戦する。

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