
赤間の「走・攻・投」が冴え渡り16強入り
4年連続14度目出場の花巻東(岩手)が岡山学芸館(岡山)を4対1で下し、8強入りした2023年以来、3年ぶりとなる16強進出を決めた。3番・赤間史弥選手が1試合4盗塁の活躍を見せたほか、投げてもピンチで火消しを果たすなど「打つ・走る・投げる」の大車輪で勝利を繰り寄せた。花巻東は大会12日目の3回戦で英明(香川)と対戦する。
理想的な立ち上がりで初回に2点先制
初回から「花巻東の野球」が炸裂した。1番・戸倉の中前打、2番・粒来の犠打で1死二塁とすると、3番・赤間が適時二塁打を放ち先制。赤間はすかさず三盗を決め、主将で4番の古城の中前適時打で2点目のホームを踏んだ。
機動力を駆使し、7回には鮮やかな本盗
中盤は岡山学芸館のエース・田路に攻めあぐねたものの、6回に1死満塁から1番・戸倉の併殺崩れの間に1点を追加。7回には赤間の安打から1死一、二塁とし、重盗を成功させて二、三塁と好機を広げる。続く6番・久保村の打席でサインはエンドラン。久保村は空振りに倒れたが、ワンバウンドした投球を見逃さなかった三塁走者・赤間が迷わず本塁へ突入し、鮮やかなホームスチールで4点目を奪った。赤間はこの日、2017年以来9年ぶりとなる大会タイ記録にあと1と迫る1試合4盗塁をマークした。
2年生右腕・菅原の好投と赤間の完璧な火消し
投げては、大谷翔平(ドジャース)に憧れる甲子園初先発の2年生右腕・菅原駿が躍動。長身から投げ込む力強い直球を軸に6回まで無失点と好投した。7回1死一、三塁のピンチでマウンドを譲ったが、レフトから2番手として登板した赤間が後続を2者連続三振に斬って取り、反撃の芽を摘んだ。
岡山学芸館の反撃を振り切り3回戦へ
岡山学芸館は8回、1死二、三塁から3番・藤原の二ゴロの間に1点を返し、粘りを見せたが反撃はここまで。花巻東は先発全員となる14安打を放ち、機動力を絡めた盤石の戦いぶりで3回戦へ駒を進めた。
