【春季大会】花巻東が10年ぶり決勝へ　盛岡大附は聖愛に苦杯　高校野球 - 東北大会

第71回春季東北地区高校野球大会は17日、石巻市民球場で準決勝が行われました。花巻東は今春センバツベスト8の青森山田と対戦。そして盛岡大附は今春青森王者の弘前学院聖愛と戦いました。

花巻東と青森山田の試合が動いたのは2回裏、花巻東が四死球やヒットで二死満塁のチャンスを作ると、ここでむかえた1番簗田選手がサード強襲の2点タイムリー内野安打を放ち先制。
そしてその2点を先発の葛西投手が130キロ台のストレートとスライダーを軸に、走者を出しながらも要所を抑える投球で9回を守り抜き6安打完封の好投をみせました。花巻東は10年ぶりの決勝進出です。

盛岡大附と弘前学院聖愛の試合は初回、聖愛が満塁から二つの内野ゴロで2点を先制すると、試合後半には打線が繋がり5点を追加。
反撃したい盛岡大附でしたが聖愛先発の左腕・芹川投手を攻略することができずヒット3本に封じられ8回にコールドゲームが成立しました。盛岡大附は決勝進出が叶いませんでしたが、11年ぶりとなるベスト４進出を果たし、夏へ向けた大きな経験を積みました。選手たちの飛躍に期待です。

決勝へ進んだ花巻東は弘前学院聖愛と対戦することが決定。18日に石巻市民球場で春の東北王座をかけて激突します。

岩手県勢の試合結果