第108回全国高校野球選手権岩手大会は17日、きたぎんボールパークとJALスタジアム花巻で熱戦。ベスト16がぶつかる3回戦が始まりました。

久慈は福岡との同地区対決に臨みました。久慈にとって福岡は昨秋2度対戦し苦杯を喫しているライバルです。試合は互いに1点ずつ取り合ってむかえた4回、福岡が1番斉藤選手のタイムリーで勝ち越しに成功。するとその直後の4回表、久慈は2番吹切選手のタイムリーで同点とすると、その後も攻撃の勢いは止まらず、2つの盗塁を絡めてチャンスを広げてスクイズや犠牲フライ、タイムリーで一気にリードを奪います。そして久慈はそのリードを得意の継投で守りきって5対2で勝利しベスト8進出を飾りました。

水沢と高田の一戦。東日本大震災当時に高田を率いていた水沢の佐々木明志監督にとっては特別な戦いです。試合は水沢が3回に犠牲フライで先制すると、5回と6回に3本のタイムリーで追加点。投げてはエースの菊池至誠投手が7回に初ヒットを許すまではつけ入る隙がない好投。終わってみれば5安打完封で試合を締めました。高田は7回以降、毎回得点機を作り食らいついていきましたがあと1本が出ませんでした。勝利した水沢は4年ぶりとなる準々決勝進出です。

助っ人を含む選手12人の花泉は25年ぶりの8強進出を懸けて花巻東に挑みました。花泉は緩い変化球を巧みに操る和久選手の丁寧なピッチングと野手陣の懸命な守備で、花巻東の強力打線を相手に6回まで3失点に抑えます。しかし7回、花巻東は無死満塁から守備の乱れと4番古城選手の2点タイムリーツーベースで4点を奪いコールドゲームが成立。花巻東が7対0の7回コールドでベスト16に進出しました。

7年ぶり16強の千厩は第2シードの盛岡大附と対戦。互いに点を取り合って1対3でむかえた5回、2点を追う盛岡大附は相手守備の乱れや重盗で逆転に成功すると、6回にも1点を追加。7回には3連続押し出し四球やタイムリーなどで6点を奪い、11対3の7回コールドで勝利しました。

7月17日の試合結果

▽3回戦 @きたぎんボールパーク
 花泉 000 000 0  =0 H1E4
花巻東 010 020 4x=7 H7E0
7回コールド
(泉)和久−菅原
(東)生川−荒川
二塁打:古城2 大和田(東)

▽3回戦 @きたぎんボールパーク
盛岡大附 010 031 6=11  H5E0
  千厩 012 000 0=3 H7E4
7回コールド
(盛)須田 中桐 伊藤−清水
(千)小野寺珀 菅原秀−菅原颯
二塁打:村上 庄子(千)

▽3回戦 @JALスタジアム花巻
久慈 001 040 000=5 H7E3
福岡 001 100 000=2 H6E0
(久)向井 下坪 晴山−川端 久慈
(福)大平 坂本 斉藤−大久保
三塁打:吹切(久)

▽3回戦 @JALスタジアム花巻
高田 000 000 000=0 H5E1
水沢 001 012 00X=4 H12E0
(高)生形 小松−鈴木璃
(水)菊地至−加藤
二塁打:高橋琉(水)

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