【人事異動】岩手の高校野球も新しい春へ　岩手県教委の異動

岩手県教委 高校野球関連 人事異動

季節は春へ。2021年度を締めくくる人事異動が発表されました。

黒沢尻工で秋季県大会準優勝や東北大会8強も果たした名将・石橋智前監督が県教委を退職し、2017年創部の盛岡誠桜野球部の監督に就任予定。"石橋イズム"が再び岩手の高校野球を熱くしそう！

コロナ禍のなかで高校球児たちのために尽力された岩手県高野連の大原茂樹理事長は黒沢尻工へ。2019年の秋季県大会で盛岡商を28年ぶり4強に導き、21世紀枠県推薦表彰校に選ばれた兼田智監督も同じく伝統校の黒工へ転任します。そして、2020年秋県大会4強や21世紀枠県推薦表彰、2021年岩手大会8強など近年の目覚ましい活躍も記憶に新しい花巻農を率いた佐々木貴大監督は大船渡東に転任となります。

水沢商では部員不足に苦しみながらも幾度となくチームを県大会上位へ導いてきた水沢商の小山智之監督は一関二へ異動。また、令和2年度に育成功労賞表彰を受けた福岡の田中純一監督は盛岡商へ。昨夏の岩手大会2回戦、黒沢尻工と接戦を繰り広げ１対０で競り勝った好ゲームも印象的です。久慈工で高校野球200年構想「ティーボールプロジェクト」として保育園児を対象にティーボール教室なども行った佐久山要監督は盛岡市立に転任となります。

一方、紫波総合の野里拓郎副部長は伊保内、そして県上位常連の活躍をみせた久慈の柴田護監督は種市へ、ともに副校長に昇任し新天地へ異動。また県内外に名将として名を馳せた黒沢尻工の石橋智氏は退職となります。

来る春の新体制はまだわかりませんが、今後も岩手の高校野球を盛り上げてほしい！

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