第105回全国高校野球選手権記念岩手大会が七夕の7月7日、新球場のきたぎんボールパークで開幕!岩手の新たな野球の聖地で初めてとなる夏の高校野球が始まりました。

開会式では球場自慢の美しい人工芝を選手らが堂々と入場行進。また来年度統合で最後の夏となる一戸高から米澤さんが凛々しく先導し、司会は大野高の舘又さんと花巻北高の佐藤さんが丁寧に務めました。そして選手宣誓は盛岡北高の佐藤琉主将。昨今の野球の話題にも触れながら部員不足という直面している難題も取り上げ、「未来輝く子どもたちの心に届くように全力でひたむきに戦うことを誓います」と結ぶ、心を打つ素晴らしい宣誓でした。

また新球場で初めての夏、そして105回記念大会ということでセレモニーも催されました。盛岡四のバトントワリング部は華麗なパフォーマンスを披露し、不来方音楽部の合唱では広いボールパークすべてに響き渡るような美しい"不来方サウンド"でスタンドをひとつに。そしてバンカラ連合(福岡、盛岡一、花巻北、黒沢尻北、水沢、一関一)は魂を揺さぶる熱いエール。観客席にいた各野球部も立ち上がり同調したときには観客からも感嘆の声。それぞれ選手の背中を押す生徒たちが節目の夏開幕に花を添えました。

開幕試合では盛岡市立と花泉が対戦しました。4年ぶりとなる制限のない夏となった今大会を象徴するように両校スタンドからは大声援!試合は投打がかみ合った盛岡市立が5大会連続となる初戦突破を飾りました。敗れたものの花泉もスタンドを沸かせる好プレーを連発。開幕試合に相応しい素晴らしい試合となりました。

7月7日の試合結果

1回戦 @きたぎんボールパーク
____ 一二三 四五六 七八九 計
花泉   000 000 000 0
盛岡市立 001 012 00Ⅹ 4
[花] 佐藤夢、佐藤蕾-山畑
[盛] 若狭-藤村
二塁打:千葉暖、加藤(花) 藤村2、西村(盛)

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