第105回全国高校野球選手権岩手大会は24日、ベスト4が激突する準決勝がきたぎんボールパークで行われました。

第1試合の花巻東と盛岡一の試合は、3点を追いかける盛岡一が6回表に金野、畠山瑞、坂本のタイムリーで4点を奪い試合をひっくり返します。対する花巻東は終盤の7回裏、久慈と熊谷の連打から相手の隙を見逃さずに畳みかけ、千葉と北條のタイムリーなどで逆転に成功。この回打者13人の猛攻で一挙7点を挙げます。その後は花巻東のリリーフ小松が盛岡一打線をゼロに抑えてゲームセット。花巻東が10対4で盛岡一を退けて2年ぶりの決勝進出を決めました。

第2試合の盛岡三と盛岡商の同地区対決。先制したのは盛岡商。3回表にヒットと送りバントから四球で繋いで一二塁にランナーをおいて大黒柱の大塚晋が詰まりながらもセンターへ弾き返して先制。今大会ここまで無失点の盛岡三からリードを奪います。対する盛岡三はその直後の3回裏、四球とヒットで一三塁とし後続の内野ゴロで本塁突入。これがフィルダースチョイスを誘い同点とすると、その後さらに一三塁からダブルプレー崩れの間にホームインし逆転に成功。その後も足を生かしてそつなく得点を積み重ねた盛岡三が5対1で盛岡勢対決を制して12年ぶりの決勝進出を決めました。

夏の決勝で花巻東と盛岡三が顔を合わせるのは2011年以来12年ぶりとなります。

7月25日の試合結果

準決勝 @きたぎんボールパーク
___ 一二三 四五六 七八九 計
盛岡一 000 400 000 4
花巻東 101 100 70Ⅹ 10
[盛] 松山、三浦、川崎、安田-千葉
[花] 北條、葛西、小松-小林
二塁打:畠山瑞2(盛) 北條、小林(花)

準決勝 @きたぎんボールパーク
___ 一二三 四五六 七八九 計
盛岡商 001 000 000 1
盛岡三 002 010 20Ⅹ 5
[商] 大塚晋、菅原、吉田、横山、大塚晋-竹村
[三] 藤枝-田村
二塁打:駒井(三)

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事