【岩手 高校野球】3年ぶり春季大会有観客開催へ

岩手県高野連は12日、コロナ禍が続く今年の春と夏の大会について開催する方針などが理事会で承認されました。春季大会については2020年は中止、2021年は無観客開催で、今年の有観客開催は3年ぶりとなります。

今年度の加盟校は67校で、連合チームを含めて59チームが4月29日から始まる春季大会地区予選へ出場する見込み。6地区で勝ち上がった28チームが5月20日から始まる県大会に進出し、上位3チームは福島で行われる東北大会へ進みます。

その春季大会は県の基準に基づき観客の収容人数に上限が設けられ、地区予選が1千人、県大会は2千人が目安となります。また昨年に続き、応援団などの声援は禁止されますが、各学校で録音したブラスバンドの演奏の活用は認められます。

夏の岩手大会については、素案の通り組み合わせ抽選会が6月23日、開幕が7月8日で15日間の日程で開催されることも承認されました。観客の有無や応援のあり方については今後の感染状況みて判断されることに。ちなみに新球場整備により岩手県営野球場での夏の高校野球は今年が最後となります。

理事会で承認された議案は4月15日の評議会で正式決定されます。

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