第103回全国高校野球選手権岩手大会は第4日目、雨天順延されていた2試合が岩手県営野球場で行われました。
第1試合では岩泉と山田、大槌の3校による連合チームと花北青雲が対戦。試合は連合が前川のホームランで先制し押し気味に試合を進めるものの、花北青雲は足を絡めた攻撃を中心に中盤で逆転。後半は花北青雲の2年生ピッチャー伊藤が連合の反撃を振り切り勝利を収めました。
第2試合では創立90周年の花巻北と伝統校の盛岡工がぶつかりました。盛岡工の細川監督は2年前まで花巻北を率いており、かつての教え子との対戦となりました。試合は技巧派のエース同士が立ち上がりを無難に0点で抑えるも中盤からは両打線が活発に。そして守備の乱れもあった花巻北は5点を追う展開に。そして花巻北は袴田がこの試合4安打を記録した打棒などで1点差まで詰め寄ります。しかし反撃届かず。盛岡工はロングリリーフした新田の気持ちが入った力投、9回の一打サヨナラの場面を切り抜けた工藤の好リリーフなどで逃げ切り2回戦進出を飾りました。
7月11日の試合結果
1回戦 @岩手県営野球場
一二三 四五六 七八九 計
三校連合 120 010 000 4
花北青雲 010 130 00Ⅹ 5
※三校連合は岩泉・山田・大槌の連合
(連)植田、阿部、横田、臼沢ー塚本
(花)小原、高橋文、伊藤ー髙橋翔
本塁打:前川(連)
二塁打:田口、小國(専)
1回戦 @岩手県営野球場
一二三 四五六 七八九 計
盛岡工 000 143 001 9
花巻北 000 302 200 7
(盛)五日市、新田、工藤ー藤原大
(花)畠山、中辻、遠藤、袴田ー宇津宮
三塁打:熊谷翔(盛)阿部(花)
二塁打:袴田2、畠山(花)