【春季大会】盛岡大附と花巻東が東北大会切符 大船渡と水沢商は第3シードかけて対戦へ 岩手 - 高校野球

第71回春季東北地区高校野球岩手県大会は25日、宮古市の東北ヒロセ野球場で準決勝が行われました。

第1試合では38年ぶりの東北大会出場を目指す大船渡が盛岡大附と対戦しました。先制したのは盛岡大附。2回裏、盛附が二死ながら1・2塁とし、先発マウンドに立っている若林投手が自らを援護するタイムリーを放ちます。追う大船渡は5回表、ヒットと送りバントで一死2塁とし8番新沼選手が同点タイムリーを放ち追いつきます。そして同点でむかえた9回裏、盛附は先頭の山本選手がヒットで出塁し代走に田中選手を起用。その後送りバントと申告敬遠で一死1・2塁へ。そして7番坂本選手が放った打球はライト前へ抜け2塁走者の田中選手がホームイン!盛岡大附が劇的サヨナラで決勝に進出するとともに東北大会切符を掴みました。

第2試合では創部初の決勝進出を目指す水沢商が花巻東と戦いました。試合は初回から動きます。花巻東は初回、2番に入った注目の1年生・赤間史弥選手が放った打球は高々と舞い上がりバックスクリーンに飛び込むソロホームラン。花巻東が衝撃の1発で先制します。そしてバックスクリーン弾の余韻のなか、3番新田選手と4番藤原選手のフライがそれぞれポテンヒットとなり1・2塁へ。そして5番千葉選手が左中間へ2点タイムリーツーベース!この時守備の乱れが重なり打者走者の千葉選手も生還!花巻東、初回から隙を見逃さず4点のリードを奪います!そしてその後も猛攻で3回表に2点、6回表には守備の乱れやタイムリーツーベースなどでさらに4点を追加しリードを10点に。そして守っては先発の金野が6回裏の水沢商の攻撃を0点に抑えてコールドゲームが成立。6連覇を狙う花巻東が決勝に進出するとともに東北大会出場を飾りました。

大会最終日となる26日は盛岡大附と花巻東による決勝戦、大船渡と水沢商が顔を合わせた3位決定戦の2試合が行われます。

5月25日の試合結果

準決勝 @東北ヒロセ野球場
___  一二三 四五六 七八九 計
大船渡  000 010 000 1
盛岡大附 010 000 001x2
[大] 熊谷航、豊間根-加藤
[盛] 若林、坂本遥-坂田
二塁打:櫻庭(盛)

準決勝 @東北ヒロセ野球場
___ 一二三 四五六 七八九 計
花巻東 402 004     10
水沢商 000 000     0
6回コールド
[花] 金野-千葉爽
[水] 千葉孔、佐藤、髙橋遼-遠藤
本塁打:赤間(花)
三塁打:千葉誠(水)
二塁打:千葉爽2、村上太、森下(花)

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