【夏の高校野球】令和2年夏季岩手県高校野球大会

 

“高校球児たちに晴れ舞台を”

 

岩手高野連は中止となった第102回全国高校野球選手権岩手大会に代わる独自大会の開催を決定。大会名は“令和2年夏季岩手県高等学校野球大会”。南舘会長は「ウイルスの脅威はいまだ衰えているとは考えられず、今大会の運営には例年とは異なったさまざまな対策を講ぜざるを得ないことにご理解いただきたいと思います」とコメントを発表しています。

岩手の頂点を懸ける夏へ

現時点で69校65チームが参加する代替大会。感染リスクを避けるため春秋と同様に7地区で予選が開催されます。そして勝ち上がった31チームが県大会へ進出。なお出場枠は次の通りです。

(県大会出場枠数)
県北  5チーム
盛岡  8チーム
花巻  4チーム
北奥  5チーム
一関  4チーム
沿岸南 3チーム
沿岸北 2チーム

 

新型コロナウイルスの感染予防のため大会は簡素化。開会式は中止となり試合は原則無観客で行われることとなりました。しかし控え部員は全員入場可能に。また保護者については記録員を含むベンチ入りメンバー1人につき2人まで許可されます。また控え部員や保護者の間隔は2メートル以上とし、鳴り物や大声など一斉応援はもちろん禁止

そして選手や関係者には試合日の2週間前から検温健康チェックが義務付けられます。ベンチや控室といった球場内設備も消毒を行うことに。試合前のシートノックや勝利チームの校旗掲揚は省略。会場は例年使用されている県営、花巻、森山の3球場に八幡平が加わり、対戦校の移動負担を考慮し調整されることになっています。1日の試合数も1球場につき2試合までとされました。

 

多くの制限のなか、ベンチ入りメンバーの登録変更は試合ごととされ、より多くの選手に出場機会が与えられる特別なルールも。また記録は全国選手権岩手大会を継承しないものの大会は県高野連が主催する「公式戦」の位置付けとされます。

 

紆余曲折を経て辿り着いた真剣勝負のグラウンド。

いよいよ岩手の頂点を懸けた特別な夏がやって来ます!

 

令和2年夏季岩手県高校野球大会

令和2年夏季岩手県高校野球大会 大会日程

〔地区予選〕

日程:6月29日~7月5日

会場:県内7地区

代表枠:県北5、盛岡8、花巻4、北奥5、一関4、沿岸南3、沿岸北2

 

〔県大会〕

日程:7月11日~7月25日

会場:岩手県営野球場、花巻球場、金ヶ崎・しんきん森山スタジアム、八幡平総合運動公園野球場
※各球場1日最大2試合

出場チーム数:31チーム

抽選:枠組み抽選会実施済み

 

〔大会運営について〕

・トーナメント方式

・9イニング制でコールドゲームあり

・延長13回からタイブレーク方式を採用

・投手の球数制限(1週間500球)と申告敬遠も適用

 

〔主な感染対策について〕

・選手や関係者について試合日2週間前から検温、健康チェックを行う

・ベンチや控室といった球場設備の消毒

・開会式は中止

・1日の試合数は1球場につき最大2試合

・試合前のシートノックや勝利チームの校旗掲揚も省略

・ベンチ入りの登録選手は20人とするが各試合ごとに登録変更可能

・原則無観客試合

・控え部員は全員入場可能

・保護者は一部入場可能
※記録員を含むベンチメンバー1人につき保護者2名まで許可

・鳴り物や大声などの一斉応援禁止とし、各人の間隔も2メートル以上とする

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