第68回春季高校野球の岩手県大会。3連覇を目指す花巻東や秋春連覇を狙う盛岡大附、5年ぶりの王座奪還がかかる一関学院や2010年の久慈以来となる公立校優勝など頂点をめぐる戦いは熾烈。そして活躍が期待される選手たちも多く、これまで観戦したことがある選手のなかからご紹介!観戦したことがない選手や評判を耳にしただけの選手は胸の内で楽しみに。
躍動楽しみな岩手の高校球児たち
投手
齋藤響介(盛岡中央・2年)
中学時代はその名を全国に響かせた県下屈指の好投手。予選の盛岡市立戦では15回を投げ22奪三振を記録。
菱川一輝(花巻東・3年)
今秋ドラフト候補にも挙がる最速147キロ右腕。昨秋の東北大会では仙台育英相手にも好投。打でも非凡さが光る。
伊藤裕平(水沢・3年)
中学時代から全国の舞台で活躍した実力投手でプロスカウトも注目の最速143キロ右腕。
仁木崇斗(大船渡東・3年)
予選3試合で2本塁打を放ちチームはいまだ無失点。投打で注目の背番号1。
千葉雄介(盛岡大附・3年)
この春公式戦デビューを飾った長身右腕。最速140キロに迫る速球と縦の変化球は威力十分。
長島暖和(専大北上・3年)
経験値の高い投手で130キロ中盤の力強いボールと緩急が持ち味。
宮野健太(盛岡市立・3年)
鋭い腕の振りから繰り出される130キロ中盤のストレートと低めの変化球で三振を奪う好投手。
高橋陸(花巻南・3年)
テンポの良い投球と内外角に投げ分ける制球力が光るエース。
捕手
瀬川龍太(花巻農・3年)
1年春から正捕手として出場する経験豊かな扇の要。
小柳晴哉(盛岡三・3年)
小柄ながらも強肩と素早いスローイングは県内トップクラス。
田屋瑛人(盛岡大附・3年)
多彩な投手陣をリードする一方で、打では強力打線にあって大技小技をこなす千両役者。
高橋紬(一関一・3年)
打線の中核にどっしりと構える強打者で恵まれた体格から放たれる打球は段違い。
菊池央(大東・3年)
強烈なリーダーシップをみせ、巧みなバットコントロールもみせる攻守の要。
内外野手
松本龍哉(盛岡大附・3年)
予選では満塁弾も放った強打者で、高校通算本塁打は60本に迫る。
小針遼梧(盛岡大附・3年)
勝負強さに長打力も兼ね備えるクラッチヒッターで強力打線の中核を担う。
奥谷奏翔(一関学院・3年)
右へ左へ広角に打ち分ける県内屈指のヒットメーカー。
遠藤悠音(花巻農・3年)
春季地区予選でも2本の本塁打を放っている強打者で、マウンドに上がれば球威あるボールで打者を圧倒する。
宮澤圭汰(花巻東・3年)
広い守備範囲と素早いスローイングでチームを救う軽快なショートストップ。
吉田大晟(久慈東・3年)
ミート力の高さが際立つ左のスラッガー。