第79回秋季東北地区高校野球岩手県大会は26日、きたぎんボールパークで準決勝の2試合が行われ、決勝進出校と東北大会出場校が決定しました。
第1試合は花巻東が投打で相手を圧倒し、盛岡誠桜に5回コールド勝ち。第2試合は盛岡中央が終盤の集中打で久慈を下し、それぞれ決勝進出と東北大会への切符を掴み取りました。
27日の最終日は、午前10時から3位決定戦(盛岡誠桜対久慈)、午後0時30分から決勝戦(花巻東対盛岡中央)が行われます。

花巻東、攻守で盤石の試合運び!10対0の5回コールドで3年連続25度目の東北大会へ
第1試合は花巻東が打線の繋がりとそつのない走塁で序盤から主導権を握りました。
初回、花巻東は一死から2番・山下怜選手が内野安打で出塁すると、3番・戸倉選手のヒットエンドランが決まり、1塁走者が隙を見逃さず一気にホームへ生還して先制します。さらに二死2塁の場面で5番・久保村選手にもタイムリーが飛び出し、幸先よく2点を先制しました。
続く2回表にも死球と送りバントで一死2塁とすると、9番・田原選手がセーフティーバントを決めてチャンスを拡大。盗塁を絡めて2・3塁とした後、1番・菊地選手がセンターへの犠牲フライを放ち、ノーアウトから出塁した走者をきっちり還して3点目を奪います。 そして3回表には一死走者なしの場面で、主砲の4番・瀧澤選手が右中間スタンドに飛び込むソロホームランを放ちリードを4点に広げました。
攻撃の手を緩めない花巻東は4回表に2番・山下怜選手の犠牲フライと3番・戸倉選手のタイムリーで2点を追加。5回表には一死満塁から2番・山下怜選手の2点タイムリー、3番・戸倉選手のタイムリーなどで一挙4点を奪い、リードを10点に広げました。
守っては先発の高橋條投手(3回無失点)、2番手の生川投手(1回無失点)、3番手の戸倉投手(1回無失点)による3投手の継投で盛岡誠桜打線をわずか4安打に抑え込み、5回裏を三者凡退に打ち取ったところでコールドゲームが成立。
花巻東が10対0で5回コールド勝ちを収め、決勝進出とともに3年連続25度目となる秋の東北大会出場を決めました。敗れた盛岡誠桜は3位決定戦で東北大会出場残り1枠を目指します。
盛岡中央が終盤に引き離し6対1で勝利!16年ぶりの決勝進出&2年連続の東北大会切符を奪取
第2試合は、序盤から両チームの先発投手が踏ん張り緊迫した展開となりました。
盛岡中央は2回表、四球と犠打などで二死満塁の好機を作りますが、久慈の先発・下坪投手の前に無得点に終わります。対する久慈も3回裏、好調の1番・北村選手がヒットと盗塁で得点圏に進みますが、盛岡中央の先発・細川綾投手が踏ん張りホームを踏ませません。
試合が動いたのは4回表。盛岡中央は四球と7番・細川陽選手のヒットで一死1・3塁のチャンスを作ると、8番・佐藤春選手が右中間へ2点タイムリーツーベースを放ち鮮やかに先制します。
直後の4回裏、反撃に出る久慈は3番・山下選手、5番・川端選手のヒットと四球で満塁とすると、二死から8番・椿選手がレフト前タイムリーを放ち1点差に詰め寄ります。
1点リードのまま迎えた後半、盛岡中央は5回からエースの中嶋投手をマウンドへ送り、三遊間のファインプレーもあって久慈打線の反撃を封じ込めます。
すると7回表、盛岡中央は安打と犠打でチャンスを作ると、3番・高橋信選手のゲッツー崩れの間に1点を追加して3対1。さらに8回表には、9番・桂選手と1番・高橋皇選手の2者連続タイムリーツーベース、相手守備の乱れなども絡めて一挙3点を奪い、6対1と久慈を引き離しました。
後がない久慈は9回裏、6番・下舘理選手と7番・佐藤選手の連打から重盗を決めて二死2・3塁の粘りを見せますが反撃もここまで。5回から救援した盛岡中央のエース・中嶋投手が最後を打ち取りゲームセット。
盛岡中央が6対1で熱戦を制し、16年ぶりとなる決勝進出と2年連続の東北大会出場を決めました。敗れた久慈は公立校最後の砦として、3位決定戦で東北大会への最後の切符に挑みます。
9月26日の試合結果
◇準決勝 @きたぎんボールパーク
花巻東 211 24=10 H13E0
盛岡誠桜 000 00=0 H4E2
5回コールド
[花]髙橋 生川 戸倉-齋藤
[盛]島川 松舘 菊池皓 川内 佐藤-菅野
本塁打:瀧澤(花)
◇準決勝 @きたぎんボールパーク
盛岡中央 000 200 130=6 H9E0
久慈 000 100 000=1 H7E2
[盛]細川綾 中嶋-竹林
[久]下坪 晴山-川端
二塁打:佐藤春 桂 高橋皇(盛)

