第79回秋季東北地区高校野球岩手県大会は23日、きたぎんボールパークで準々決勝の残り2試合が行われ、ベスト4が出そろいました。第1試合は久慈が投打のかみ合った試合運びで盛岡商との公立校対決を制して、2年ぶりのベスト4進出。第2試合は盛岡中央が一関学院との強豪私学対決を制し、2年連続で準決勝へ駒を進めました。
26日に行われる準決勝の組み合わせは、第1試合が盛岡誠桜対花巻東、第2試合が久慈対盛岡中央となっています。

久慈が投打にかみ合い2年ぶり秋ベスト4進出!先発・向井颯投手は完封の快投
序盤は両チームともランナーを背負いながら得点を許さない展開が続きますが、4回表に久慈が動きます。四球と送りバントで二死2塁とすると、9番・三上選手がレフト線へタイムリーツーベースを放ち先制。その裏、盛岡商業も一死満塁の好機を作りますが、久慈のキャッチャー・川端選手の見事な牽制などで無得点に終わります。
ピンチを凌いだ久慈は5回表、二死から四球とヒットで1・2塁とし7番・佐藤選手がタイムリー、さらにダブルスチールを絡めて2・3塁として8番・椿選手が2点タイムリーを放ち、一挙3点を奪って主導権を握ります。8回表にも1番・北村選手のタイムリー内野安打で追加点を奪い5対0。
投げては久慈の背番号11・向井颯投手が出色の出来を披露。緩急自在のピッチングで盛岡商打線を6安打に抑え込み、5対0で見事完封勝利。久慈が公立校最後の砦として2年ぶりの秋ベスト4入りを決めました。
盛岡中央が二桁安打で激闘を制す!強豪私学対決を制して2年連続の準決勝へ
試合は目まぐるしい展開となります。2回表、一関学院が8番・竹田選手のタイムリーで先制するも、その裏すぐに盛岡中央が2番・竹林選手のタイムリーで同点に追いつきます。一関学院は3回表に相手ミスで1点を勝ち越しますが、追う盛岡中央も6回裏に3番・高橋信人選手のタイムリーツーベースで再び試合を振り出しに戻します。
試合が大きく動いたのは7回裏。盛岡中央は四球と送りバントで二死2塁のチャンスを作ると、9番・桂選手がフルカウントからセンター前へ勝ち越しタイムリー。勢いに乗る盛岡中央は8回裏にも6番・山井選手のタイムリーや7番・細川陽選手の犠牲フライで2点を加え、5対2と突き放します。
一関学院も9回表に7番・鈴木拓選手のタイムリーなどで1点を返し、二死1・2塁まで粘りを見せますが反撃もここまで。盛岡中央の先発・中嶋投手が最後を締め、5対3で勝利。13安打の打力で見事な逆転劇を見せた盛岡中央が2年連続となるベスト4進出を果たしました。
9月23日の試合結果
◇準々決勝 @きたぎんボールパーク
久慈 000 130 010=5 H9E0
盛岡商 000 000 000=0 H6E1
[久]向井颯-川端
[盛]大山-千葉
二塁打:三上(久) 向川原(盛)
◇準々決勝 @きたぎんボールパーク
一関学院 011 000 001=3 H6E1
盛岡中央 010 001 12X=5 H13E0
[一]高林 横山 青山-鈴木大
[盛]中嶋-竹林
二塁打:大高 鈴木拓 関上(一) 高橋信2(盛)
