第108回全国高校野球選手権岩手大会は23日、きたぎんボールパークで準決勝2試合が行われました。

準決勝第1試合では、大会4連覇を目指す花巻東と4年ぶりの王座奪還を狙う一関学院が激突。昨夏から4季連続の直接対決で、過去3試合はいずれも花巻東が勝利しているものの、今春の対戦は2対1の接戦となっています。
試合は花巻東が1回裏、二死2・3塁から5番萬谷堅心選手のセンター前タイムリーで2点を先制。3回にも萬谷選手のタイムリーで1点を加えると、4回裏には相手のパスボールと戸倉選手の犠牲フライで2点を奪い、着実にリードを広げます。
さらに5回裏、萬谷選手がライトへ高校初アーチとなる豪快な2ランホームランを叩き込むなど一挙4点。萬谷選手はこの日3安打5打点の大暴れを見せました。
投げては先発の赤間史弥選手が一関学院打線を5回まで三塁すら踏ませない圧巻の投球。散発3安打の0封劇を演じました。
一関学院は6回に初めて三塁へ走者を進めるも無得点。花巻東が投打で圧倒し、9対0の7回コールドで快勝。史上初の4連覇に王手をかけました。

準決勝第2試合では公立校32年ぶりの甲子園出場を託された一関一と5年ぶりの聖地を目指す盛岡大附が激突。今春の対戦では延長10回タイブレークの末盛附が2対1でサヨナラ勝ち。一関一にとっては雪辱を期す戦いとなります。
試合は盛岡大附が初回に先制すると、2回以降も小刻みに加点。5回裏には、8番鈴木優誠選手がこの日3本目のヒットとなる2点タイムリーツーベースを放ち、6対0とリードを広げます。鈴木選手はこの試合4打数4安打3打点の大活躍でした。先発の須田爽介投手も5回を被安打1、無失点と好投をみせます。
しかし、一関一も持ち味の粘り強さを発揮。6回に1点を返すと、9回表には相手の連続失策からチャンスを作り、2番・佐藤雄大選手の2点タイムリーツーベースと途中出場で4番に入った加藤大悟選手のタイムリーで、土壇場に2点差まで迫ります。
なおも一死1塁と盛岡大附を追い詰めましたが、最後はリリーフの中桐投手がバッターを併殺打に打ち取ってゲームセット。盛岡大附が一関一の猛追を振り切って6対4で勝利。逃げきって決勝へ駒を進めました。
7月23日の試合結果
▽準決勝 @きたぎんボールパーク
一関学院 000 000 0=0 H3E2
花巻東 201 240 X=9 H12E1
7回コールド
(一)三浦 高橋 青木 石澤−鈴木
(花)赤間−齋藤
本塁打:萬谷(花)
二塁打:齋藤(花)
▽準決勝 @きたぎんボールパーク
一関一 000 001 003=4 H6E1
盛岡大附 111 120 00X=6 H12E2
(一)寺尾 菅原凌 菅原遼−菅原煌
(盛)須田 清光 伊藤 中桐−清水
三塁打:鈴木(盛)
二塁打:佐藤雄2(一) 清水 鈴木2(盛)
