第105回全国高校野球選手権岩手大会はベスト16を懸けた2回戦へ突入!シード校も続々登場。13日はきたぎんボールパークと花巻球場で2回戦6試合が行われました。
4年ぶりの夏王座奪還を目指す花巻東は盛岡市立と対戦。試合は盛岡市立が初回にヒット2本で1点を先制するも、その後、花巻東が集中打で好機を逃さず着実に得点を積み重ねて13安打11得点で7回コールド勝ちし6大会連続となる初戦突破。注目の高校通算140本塁打の佐々木麟太郎は1安打。背番号1を背負う北條慎治は最速145キロをマークし打者3人をきっちり抑えました。
夏連覇を狙う前回王者の一関学院は盛岡中央との昨夏決勝の再戦へ。盛岡中央は強打者の大坊が3安打1打点の獅子奮迅の活躍をみせるも相手守備の壁は厚く。対する一関学院は長打8本を含む16安打の猛攻で9得点を奪い8回コールドで勝ちきって13大会連続となる白星を飾りました。
盛岡誠桜と水沢の昨夏の再戦は、盛岡誠桜がサヨナラ勝ち。好投手の高橋脩はスタンドで記録していたスコアブックでは151球13奪三振の好投。サヨナラ打の松谷をはじめ、両チームともに1年生も活躍。互いにチーム一丸となった好ゲームでした。
水沢商と花巻北の試合は今大会初のタイブレークまでもつれる激闘となり、4対3で水沢商が競り勝って6年ぶりのベスト16入り。また、選手15人の大東は初戦で盛岡大附に勝利した一関一との同地区対決を6対3で制して2年連続の3回戦進出。そして一関工は盛岡工との工業校対決に臨み3対2で勝利。佐々木朗希投手と戦った夏以来4年ぶりの16強入りを果たしました。
7月14日もきたぎんボールパークと花巻球場で計6試合の熱戦です。
7月13日の試合結果
2回戦 @きたぎんボールパーク
____ 一二三 四五六 七八九 計
花巻東 042 103 1 11
盛岡市立 100 000 0 1
(7回コールド)
[花] 阿部、中屋敷、晴山、北條-小林
[盛] 若狭、中村-藤村
二塁打:小林、廣内、北條(花)
2回戦 @きたぎんボールパーク
____ 一二三 四五六 七八九 計
一関学院 111 030 03 9
盛岡中央 000 000 01 1
(8回コールド)
[一] 高橋佑、寺尾、小山-小原、梅田
[盛] 千田、宮野、北田、白畑-小笠原
本塁打:菅野千(一)
二塁打:原田、菅野千、梅田、小野唯、高橋佑、山内、佐藤駿(一) 大坊(盛)
2回戦 @きたぎんボールパーク
____ 一二三 四五六 七八九 計
水沢 001 000 001 2
盛岡誠桜 000 200 001x3
[水] 小野寺、藤澤-松本
[盛] 高橋-川倉
三塁打:菅野(水)
二塁打:松谷(盛)
2回戦 @花巻球場
___ 一二三 四五六 七八九 十 計
花巻北 000 100 010 1 3
水沢商 001 100 000 2x4
(延長10回タイブレーク)
[花] 小原慶-宮野
[水] 菊地、千葉孔-及川
二塁打:川原(花) 千葉俊2(水)
2回戦 @花巻球場
___ 一二三 四五六 七八九 計
一関一 000 010 020 3
大東 000 050 01Ⅹ 6
[一] 小野寺健、菅原-岩渕隼
[大] 伊藤、千葉、伊藤-小島
三塁打:中川(一)
二塁打:小野寺毅、小野寺蓮(一) 菅原球(大)
2回戦 @花巻球場
___ 一二三 四五六 七八九 計
盛岡工 000 010 010 2
一関工 000 001 02Ⅹ 3
[盛] 舘山、細川-打野
[一] 佐藤湊、立石-佐藤俊
本塁打:大志田(盛)
二塁打:大森(一)