【秋季大会】2回戦を戦う16校出そろう　水沢は打撃戦を制して初戦突破　盛岡大附はコールド発進　岩手 - 高校野球

第76回東北地区高校野球岩手県大会が23日、1回戦4試合が行われ、2回戦を戦う16校が出そろいました。

一関運動公園野球場の第1試合では盛岡中央と盛岡南がぶつかりました。試合は2点を追う盛岡南が5回表に守備の乱れで立て続けに2点を奪い同点とします。追いつかれた盛岡中央はその直後の5回裏、ランナー二人を置いて3番高森が2点タイムリーを放ち、再びリードを奪います。そしてその後も毎回得点でリードを広げて、終わってみれば13安打で7得点。投げてはエース北田が盛岡南打線を6回以降無失点に抑えてゲームセット。盛岡中央が2年連続で初戦突破を果たしました。

第2試合では水沢と一関工が対戦。試合は互いに2点ずつ取り合ってむかえた5回裏、一関工は無死1、2塁の得点機から5番水戸のタイムリーやバッテリーミス、7番佐藤俊のタイムリーで3点を勝ち越し。するとその直後の6回表、水沢も負けじと無死満塁から6番鈴木悠と7番及川の2点タイムリー、1番高橋幸のタイムリーで一挙に5点を奪い逆転に成功。その後も7回と9回に1点ずつ挙げてリードを広げます。追いかける一関工は9回に2点を奪い猛追をみせますが一歩及ばず。互いに11安打を放った打撃戦は水沢が9対7で制して2回戦進出を決めました。

陸前高田の奇跡の一本松球場では前回3位の盛岡大附が9対2の8回コールドで水沢一に勝利。そして高田が7対2で盛岡工に勝利。震災後初開催となる地元で秋季県大会7年ぶりの白星を飾りました。

9月23日の試合結果