【選手権岩手大会】花巻東と水沢、盛岡大附と一関学院がベスト8進出 岩手 - 高校野球

第104回全国高校野球選手権岩手大会は19日からベスト8を懸けた3回戦へ。

岩手県営野球場の第1試合では花巻東と一関二が対戦。初回から犠牲フライや連続タイムリーで3点を先制すると、4回裏には佐々木麟太郎選手に今大会初の待望のタイムリーが飛び出し着実に得点を重ねていきます。守っては先発の大道星也投手が5回無安打の好投。その後2イニングを二人の継投で一関二打線を封じて8対0の7回コールドで3回戦突破。

第2試合では夏連覇を狙う盛岡大附が大東と顔を合わせました。試合は初回、盛岡大附が主将・中沢舟汰選手のタイムリーで先制すると、ケガから復帰し夏へ臨む柴田由庵選手や船生裕斗選手のタイムリーなどで一挙6得点。その後も得点を積み上げ12対2の5回コールドで8強進出を飾りました。

花巻球場の水沢と盛岡誠桜の一戦は水沢の2年生ピッチャー・小野寺雄大投手と盛岡誠桜のエース・金森壮大投手の投手戦に。序盤に点を取り合って1対1でむかえた3回表、高橋彩人選手が放ったタイムリーが決勝打。小野寺投手が115球4安打1失点無四球で完投しチームを8年ぶり8強に導きました。敗れた盛岡誠桜の金森投手は170球11奪三振の力投。今大会は一人でマウンドを守り3試合連続で二桁奪三振の活躍を刻み夏を終えました。

第2試合では快進撃を続ける伊保内と軽米の連合チームが一関学院に挑みました。試合は一関学院が後藤叶翔選手の2試合連続弾など3本のホームランが飛び出す一発攻勢で10得点。投げては寺尾皇汰投手が6回を2安打0封の好投。一関学院が10対0の6回コールドで準々決勝進出をはたしました。

20日は3回戦の残り4試合が行われ、この夏のベスト8が出揃います。

7月19日の試合結果

3回戦 @岩手県営野球場
___ 一二三 四五六 七八九 計
一関二 000 000 0   0
花巻東 301 202 Ⅹ   8
7回コールド
[一] 及川孔-及川裕
[花] 大道、工藤翔、北條-田代
二塁打:千葉、佐々木(花)

3回戦 @岩手県営野球場
____ 一二三 四五六 七八九 計
大東   000 20      2
盛岡大附 642 0Ⅹ      12
5回コールド
[大] 菊池永、伊藤、千葉-小島
[盛] 武石、酒井、川中-吉田、三森
三塁打:船生、佐藤(盛)
二塁打:小島(大) 今野、吉田(盛)

3回戦 @花巻球場
____ 一二三 四五六 七八九 計
水沢   101 000 000 2
盛岡誠桜 010 000 000 1
[水] 小野寺-鈴木
[盛] 金森-小林
二塁打:千田(水)

3回戦 @花巻球場
_____ 一二三 四五六 七八九 計
伊保内軽米 000 000     0
一関学院  003 034x    10
6回コールド
[連] 屋形場、田代侑-林
[一] 寺尾-後藤
本塁打:後藤、小野唯、及川圭(一)
二塁打:小杉、小松(一)

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