第104回全国高校野球選手権大会は決勝へ。東北勢では7年ぶりに大一番へ駒を進めた宮城の仙台育英が白河越えへ挑戦。相手は山口の下関国際で初優勝と県勢64年ぶり頂点をかけて戦います。
仙台育英と下関国際はどちらが勝っても初優勝。仙台育英はもちろん東北勢悲願の初優勝、下関国際は山口県勢64年ぶり2度目(1958年柳井以来)の頂点を目指します。また両県勢の夏の対戦は宮城の2勝1敗。1984年の2回戦で対戦した東北対柳井以来、38年ぶりの対戦となります!
仙台育英が決勝に挑むのは夏は3回目。初めて準優勝を飾った1989年は大越基投手が838球、2度目の15年は佐藤世那投手が680球を投げきりました。もちろんどちらも現在の投球制限では決勝の登板はありません。今夏は“投手王国”と評されるチーム力で挑むのが今夏の仙台育英です。
出かける球場のどこに行っても聞こえてくる仙台育英への期待の声。東北勢が初めて甲子園決勝に挑んだ1915年から今夏で春夏通算13度目。菊池雄星投手を擁した花巻東も届かなかった頂点。吉田輝星投手がいた金足農やダルビッシュ有投手がいた東北でも準優勝でした。
今年こそ悲願の日本一を!がんばれ仙台育英!
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