岩手県高校野球連盟は10日、盛岡市内のホテルで第２回理事会を開催。第94回センバツ高校野球大会の推薦校の選出や2022年度の事業計画が決まりました。
21世紀枠推薦は久慈東、一般推薦は花巻東と盛岡大附
来春センバツへ。秋季県大会準優勝の久慈東を21世紀枠県推薦校とすることのほか、一般推薦校には38年ぶりに秋の東北大会を制した花巻東と秋季県大会３位の盛岡大附を選出。
本年度の全国学生野球協会表彰推薦優秀選手には今夏選手権でベスト16まで勝ち進んだ盛岡大附の田屋瑛人主将を選びました。
春と秋の地区代表枠は見直しへ
春秋の大会に関しては、費用や負担を考慮し開会式を行わないこと。
また地区代表枠を見直し、「地区出場チーム数を地区代表校数で除した値が２を下回らない」とする新基準を設けることとしました。
2022年の大会概要
2022年度の事業計画では春季県大会は最大32チームが出場予定で、5月20日から二戸市営大平球場、ライジング・サン・スタジアム、八幡平市総合運動公園野球場の３球場で実施。
秋季県大会も同じく最大32チームが出場予定で、9月16日から岩手県営野球場、花巻球場、しんきん森山スタジアムの３球場で開催へ。
夏の全国選手権岩手大会は7月8日開幕。現在68校61チームが出場する見込みで、岩手県営野球場、花巻球場、しんきん森山スタジアムを舞台に熱戦が繰り広げられる予定。
いずれの大会も新型コロナウイルスの感染状況を注視しつつ“有観客”を前提としています。
また、新型コロナによる無観客開催や入場者減少により悪化した財政については、県内公式大会の一般入場料500円を来年度から600円に値上げすることや65歳以上を無料とするシニアフリーパス券の廃止も決まりました。高校生以下の料金に変更はありません。
なお15日の評議員会で正式決定となります。
2022年度 事業計画
硬式の部
| 期日 | 大会名 | 開催地 |
| 4月29日～5月9日 | 第69回春季東北地区高等学校野球岩手県大会地区予選 | 県内6地区 |
| 第1週 5月20日～24日 第2週 5月28日、29日 |
第69回春季東北地区高等学校野球岩手県大会 （抽選会：5月13日） |
二戸市ほか |
| 6月8日～12日 | 第69回春季東北地区高等学校野球大会 | 福島県 |
| 7月8日～22日 | 第104回全国高等学校野球選手権岩手大会 （抽選会：6月23日） |
盛岡市 花巻市 金ヶ崎町 |
| 未定 | 第104回全国高等学校野球選手権大会 | 兵庫県 |
| 8月27日～9月6 日 | 第75回秋季東北地区高等学校野球岩手県大会地区予選 | 県内6地区 |
| 第1週 9月16日～20日 第2週 9月24日、25日 |
第75回秋季東北地区高等学校野球岩手県大会 （抽選会：9月9日） |
盛岡市ほか |
| 10月2日～5日 | 第77回国民体育大会 いちご一会とちぎ国体 | 栃木県 |
| 10月10日～16日 | 第75回秋季東北地区高等学校野球大会 | 山形県 |
| 10月29日、30日、11月3日 | いわて国体記念第6回1年生野球交流大会 岩手県大会 | 雫石町ほか |
| 11月中旬 | 第53回明治神宮野球大会 | 東京都 |
※変更の場合あり
軟式の部
| 期日 | 大会名 | 開催地 |
| 5月28日～31日 | 第74回岩手県高等学校総合体育大会軟式野球競技 | 北上市 |
| 6月9日～12日 | 第16回春季東北地区高等学校軟式野球大会 | 福島県 |
| 6月25日～28日 | 第67回全国高等学校軟式野球選手権岩手大会 | 盛岡市 |
| 7月30日～31日 | 第67回全国高等学校軟式野球選手権東東北大会 | 花巻市 |
| 未定 | 第67回全国高等学校軟式野球選手権大会 | 兵庫県 |
| 10月7日～10日 | 第61回岩手県高等学校軟式野球新人大会 | 花巻市 |
| 10月2日～5日 | 第77回国民体育大会 いちご一会とちぎ国体 | 栃木県 |
| 10月22日～25日 | 第34回秋季東北地区高等学校軟式野球大会 | 花巻市 |
※変更の場合あり
