
第73回春季東北地区高校野球岩手県大会は20日、陸前高田市と盛岡市で準々決勝が行われ、ベスト4が出そろいました。
楽天イーグルス奇跡の一本松球場の第1試合では、昨秋県大会決勝で戦った花巻東と一関学院が再戦。試合は2回表、花巻東が1アウト2塁3塁から内野ゴロの間に3塁走者が生還して先制すると、その後バッテリーミスで追加点。花巻東が2点をリードします。その裏、一関学院は1アウト2塁から8番本宮選手のタイムリーツーベースで1点を返します。早く追いつきたい学院でしたが、花巻東の菅原投手と萬谷投手の継投を前に3回以降はヒットを放つことができず。花巻東が2対1で勝利し準決勝進出を決めました。
第2試合では7年ぶりにベスト8に進出した一関一と春連覇を狙う盛岡大附が戦いました。試合は2回に一関一が舛井選手のタイムリーで先制。追いつきたい盛岡大附は7回、2アウト1塁3塁から内野ゴロで送球が逸れる間にホームインし同点。その後同点のまま延長10回タイブレークに突入し、盛岡大附がノーアウト1塁2塁から送ってバッテリーミスでサヨナラのホームを踏みサヨナラ勝ち。準決勝に駒を進めました。一関一は相手を上回る10安打を放つも追加点を奪うことができず。惜しくも19年ぶりとなるベスト4を逃しました。
きたぎんボールパークの第1試合では高田と盛岡誠桜が激突。盛岡誠桜は初回に相手守備の乱れと犠牲フライで2点を先制すると、その後も得点を重ねて6回までに6点をリード。そして7回裏、4番の佐藤漣音選手が大会第1号となるホームランを放って7対0でコールドゲームが成立。ピッチャーの髙橋投手は散発4安打で3塁を踏ませない好投をみせました。
第2試合は福岡と大船渡の公立勢対決。大船渡は相手に先制を許した直後の1回裏、打者13人の猛攻で7点を奪い逆転に成功。しかし福岡も負けじと2回表に2点を取り返して4点差とします。その後も福岡はランナーを出して攻め立てますが大船渡が継投で耐えて得点を許さず9回の攻防へ。福岡は1点を返してなおも2アウト満塁として、1番の大平選手が走者一掃の3点タイムリーツーベースを放ち同点。さらに2番斉藤選手もレフトへタイムリーツーベースを打って土壇場で逆転に成功します。
しかしドラマは終わっておらず。大船渡は9回裏、二つの四球と振り逃げで1アウト満塁とすると、9番の佐々木海璃選手が追い込まれながらもライトへ逆転の2点タイムリーツーベースを放ち劇的なサヨナラ決着。大船渡が9対8で勝利して再び陸前高田へ帰って戦います。福岡は不屈の野球をみせて18年ぶりのベスト4に迫るもあと一歩届かず。試合後、激闘を繰り広げた両校ナインにスタンドから大きな拍手が送られました。ナイスゲーム!
5月20日の試合結果
▽準々決勝 @楽天イーグルス奇跡の一本松球場
花巻東 020 000 000=2 H8E1
一関学院 010 000 000=0 H4E1
(花)菅原 萬谷ー齋藤
(一)石澤 高橋 青木 三浦ー鈴木 八嶋
二塁打:赤間(花) 本宮(一)
▽準々決勝 @楽天イーグルス奇跡の一本松球場
一関一 010 000 000 0 =1 H10E1
盛岡大附 000 000 100 1x=2 H8E2
(一)寺尾ー菅原煌
(盛)清光 須田 須藤ー清水
二塁打:菅原凌 升井(一) 清水(盛)
▽準々決勝 @きたぎんボールパーク
高田 000 000 0 =0 H4E5
盛岡誠桜 200 013 1x=7 H6E0
7回コールド
(高)高橋-鈴木
(盛)髙橋-菊池
本塁打:佐藤漣(盛)
二塁打:水島(高)
▽準々決勝 @きたぎんボールパーク
福岡 120 000 005 =8 H14E1
大船渡 700 000 002x=9 H13E2
(福)堀内 高島 大平 坂本-大久保
(大)庄司 細谷 熊谷郁 山田-山口
本塁打:佐々木結(大)
二塁打:斉藤2 大平(福) 佐々木瑛 村上 佐々木海(大)


