第103回全国高校野球選手権岩手大会の第12日目、4強入りを懸けて2球場で計4試合が行われ、ついにベスト4が出揃いました。
第1シードの花巻東は盛岡四との接戦を萬谷の好リリーフなどで逃げ切り、第2シードの盛岡大附は盛岡中央との同地区対決を打力で制してそれぞれ準決勝進出。また昨夏王者の一関学院は古豪の盛岡一との打撃戦を14安打13得点の猛攻でコールド勝ちし4強へ。そして水沢工と花巻農の戦いは、水沢工が終盤に粘りをみせ延長11回劇的サヨナラ決着で1983年以来38年ぶりとなるベスト4入りを飾りました。
準々決勝の試合結果
準々決勝 @岩手県営野球場
一二三 四五六 七八九 計
盛岡四 000 001 000 1
花巻東 210 000 000 3
(盛)岩渕ー煙山
(花)中居、萬谷ー田代
三塁打:相野(花)
二塁打:宮澤2(花)
準々決勝 @岩手県営野球場
一二三 四五六 七八九 計
盛岡中央 103 000 000 4
盛岡大附 012 100 03Ⅹ 7
(中)齋藤ー小笠原颯
(附)渡邊ー田屋
本塁打:松本、金子(附)
三塁打:渡邊(盛)
二塁打:藤本2、大沼(中)小針、金子、新井(盛)
準々決勝 @花巻球場
一二三 四五六 七八九 計
一関学院 050 200 06 13
盛岡一 100 020 03 6
8回コールド
(一)寺尾、伊藤、奥谷ー杉澤
(盛)菅、佐々木裕、齋藤、菅、工藤ー金澤
本塁打:岩渕、高橋(一)
二塁打:佐々木、岩渕、佐藤拓(一)
準々決勝 @花巻球場
一二三 四五六 七八九 十土 計
花巻農 021 001 000 01 5
水沢工 000 000 022 02x6
延長11回
(花)遠藤、藤原奏ー瀬川
(水)山本ー高橋
三塁打:伊藤(水)
ベスト4の顔ぶれ
花巻東 (3大会連続)
水沢工 (1983年以来)
一関学院 (2大会ぶり)
盛岡大附 (2大会ぶり)
※102回大会は中止
7月21日 準決勝の試合予定
@岩手県営野球場
花巻東〈10:00〉水沢工
一関学院〈12:40〉盛岡大附