【選手権岩手大会】花巻東と盛岡大附ともに7回コールドで初戦突破 盛岡誠桜は初の16強進出 岩手 - 高校野球

第104回全国高校野球選手権岩手大会は6日目。花巻球場としんきん森山スタジアムの計5試合が雨天順延となるなか、岩手県営野球場で2回戦計3試合が行われました。

第1試合では昨秋から県内公式戦無敗の花巻東が花巻農と対戦。試合は花巻東が田代旭主将の犠牲フライや小澤修選手のホームランなどで7得点。守っては先発の吉田幸長投手が最速142キロのストレートとフォークボールを武器に6回2安打無失点4奪三振の好投をみせ、最後は熊谷陸投手がきっちり締めて、夏初陣を7回コールドで飾りました。

第2試合では夏連覇を狙う盛岡大附が宮古商工と対戦。初回に故障から復活の柴田由庵選手、瀬戸大空選手の連続タイムリーで先制。その後も押し出しや中沢舟汰主将のタイムリーなどで得点を重ねます。そして先発の川中翔斗投手が5回3安打無失点、2番手の酒井宗紀投手が2回無安打無失点で抑え7回コールド成立。12度目の夏甲子園出場へ好スタートをきりました。

第3試合では初戦でシード校に勝って駒を進めてきた花泉と好投手擁する盛岡誠桜が激突。試合は盛岡誠桜が髙橋歩起選手の2打席連続タイムリーや高橋脩のタイムリーツーベースなどで3点リード。反撃したい花泉は連続ヒットなどから満塁とし押し出しで1点を返すものの反撃及ばず。盛岡誠桜のエース金森壮大投手が自己最速を更新する141キロのストレートを武器に10奪三振、2試合連続の完投。創部6年目にして初の16強入りを果たしました。

7月13日の試合結果

2回戦 @岩手県営野球場
___ 一二三 四五六 七八九 計
花巻東 122 020 0   7
花巻農 000 000 0   0
7回コールド
[東] 吉田、熊谷-田代
[農] 阿部翔、清水、菅原、阿部悠-菊池
本塁打:小澤(東)
二塁打:小原、宮澤、田代(花)

2回戦 @岩手県営野球場
____ 一二三 四五六 七八九 計
宮古商工 000 000 0   0
盛岡大附 201 300 1x  7
7回コールド
[宮] 仲田、古舘、野場-三田地
[盛] 川中、酒井-吉田
二塁打:柴田(盛)

2回戦 @岩手県営野球場
____ 一二三 四五六 七八九 計
花泉   000 000 100 1
盛岡誠桜 010 200 00Ⅹ 3
[花] 和久、佐藤蕾-山畑
[盛] 金森-小林
三塁打:高橋宏(盛)
二塁打:佐藤祐(花) 高橋脩2、高橋宏(盛)

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