第103回全国高校野球選手権岩手大会の第15日目は最終日。決勝で3連覇を目指す花巻東と4年ぶりの王座奪還を狙う盛岡大附が激しくぶつかり合いました。

ちなみに両者の直接対決は中止を挟んでこれで5季連続で、夏決勝に限れば2018年以来。また過去3年の公式戦対戦成績は盛岡大附の4勝に花巻東の2勝となっています。

試合は初回から動きます。4試合連続ホームラン継続中で、一大会最多本塁打記録に並んでいる盛岡大附の金子がいきなり左越えのソロ弾!この一発は高校通算56本目で5試合連続本塁打、そして大会新記録となる今大会5本目となりました!

その後試合は一進一退の攻防が続き6回終了時で4対4の同点でしたが、8回に盛岡大附の打線に勢いが出ます。5番南から6番新井、7番佐々木の3連打で無死満塁として8番渡邊がライトへタイムリー!これに相手守備の乱れが重なり走者一掃の3点。さらに松本のタイムリーや金子の犠牲フライでリードを5点に広げます。そしてエース渡邊が粘りの投球で終盤に得点許さず。盛岡大附が4年ぶり、県内最多となる11度目の優勝を飾りました。

決勝の試合結果

決勝 @岩手県営野球場
     一二三 四五六 七八九 計
盛岡大附 210 001 050 9
花巻東  010 201 000 4
(盛)渡邊ー田屋
(花)萬谷、菱川、平井、中居ー田代
本塁打:金子(盛)田代(花)
三塁打:熊谷(花)
二塁打:南、新井、松本(盛)宮澤、平井(花)

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事