【人事異動】岩手の高校野球も新しい春へ　岩手県教委の異動 ＜随時更新＞ 岩手 - 高校野球

岩手県教委 高校野球関連 人事異動

岩手県教委は3月20日、2024年度定期人事異動を発表しました。岩手の高校野球にも新しい風が巻き起こりそう。

昨秋の県大会準優勝の久慈を指揮する菊池達朗監督は、阿久悠氏の詩「甲子園に一イニングの貸しがある」でも有名な沿岸の実力校・高田へ。そして2021年秋に県準優勝を飾った久慈東の中村健監督が久慈へ異動となります。ともに同地区で切磋琢磨してきた2人の若き指導者。節目の時をむかえ、今後がますます楽しみです。

西和賀を率いてきた伊藤貴樹監督の新天地は伝統校の黒沢尻北。学生時代は秋田高で主将としてチームを牽引し東北8強入り。早稲田大では和田毅投手（ソフトバンク）と同期でベストナインを2度獲得し副主将も務めチームの連覇に貢献した実力の持ち主。指導者としては秋田の明桜や大曲、岩手の盛岡一や高田で球児たちの指導に携わってきました。西和賀でも少人数部員ながら実力校を相手に好ゲームを繰り広げ、2019年夏には佐々木朗希投手擁する大船渡から金星を挙げた時にはその勝利が大きく取り上げられました。

盛岡北の責任教諭を務めていた君ケ洞卓朗先生は盛岡工へ。久慈や花巻南で辣腕を振るってきた名将が古豪で県高野連事務局がある高校に異動となります。また、佐々木朗希投手（千葉ロッテ）がいた時の大船渡で責任教諭を務め現在は福岡工の責任教諭の吉田小百合先生、春夏連覇を飾った大船渡の主将でその後監督として母校を率いた吉田亨先生がともに盛岡工に赴任します。

激戦の盛岡地区で少人数ながら素晴らしい戦いをみせてきた平舘の小林哲雄監督は盛岡商へ。強豪私学を相手に白星も挙げた盛岡市立の米田和靖監督、岩泉の板屋信良監督はともに宮古商工へ異動となります。
この春からの新体制はまだわかりませんが、これからも岩手の高校野球を盛り上げてほしい！

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