

岩手県高野連は4月15日、理事会を開催し、2025年度の事業計画案を承認しました。加盟校は前年度よりも3校減となる63校。また役員改選では会長に菅原基校長(盛岡工)が選出され、大木秀一理事長と君ケ洞卓朗事務局長は再任となります。大会日程等については17日の評議員会で正式決定されます。
加盟校数と大会日程
春季大会の地区予選は全5支部で計53チームが出場する見込み。勝ち上がった25チームが県大会を戦います。県大会は5月16日から21日までを第1週として、一関市の東山球場と金ケ崎町のしんきん森山スタジアムで準々決勝まで実施。第2週となる24日と25日の準決勝2試合と決勝および3位決定戦は野田村のライジングサンスタジアムで熱戦が繰り広げられます。そして上位2チームが山形県で開催される東北大会に挑みます。
夏の岩手大会は7月9日に開幕。最大で63校55チームの出場を想定しており、試合は盛岡市のきたぎんボールパークと花巻球場で実施され、順調に日程が進めば7月24日に決勝が行われ甲子園出場校が決まります。
秋季大会は地区予選が8月23日から行われる見込み。そして県大会は9月19日に開幕し、花巻球場ときたぎんボールパークを舞台に試合が行われます。そして勝ち上がった3校は10月9日から岩手県で開催される東北大会に出場。来春センバツの重要な選考材料となる戦いに臨みます。
春秋の地区予選は廃止検討
会議では春と秋に行われてきた地区予選の廃止について協議され、全県一区大会への移行を検討することが決まりました。その理由は、加盟校や出場チームの減少にともない支部間で県大会出場チーム数やレベルに不均衡が生じつつあり、また一方で地区予選の大会運営に必要な役員や補助員の不足などが挙げられました。