第106回全国高等学校野球選手権岩手大会が10日、きたぎんボールパークで開幕しました。
開会式では63校55チームが堂々と入場行進。そして現校名で最後の夏となる盛岡南高校の下田主将が「最後の一瞬まで諦めることなく白球を追い続けることを誓います」と力強く選手宣誓を行いました。
また不来方高校の音楽部による合唱やバンカラ連合による演舞も開会に花を添えました。
開幕試合は前回大会でベスト8入りした盛岡四と花巻農の一戦。試合は盛岡四が相手バッテリーミスで先制したところで強い雨による中断。そして1時間後に試合再開となると、互いに点を取り合い3対3に。そして8回裏、花巻農は押し出しと照井の2点タイムリーで3点を勝ち越し。守っては2番手としてマウンドに上がった小原幸が6回以降をノーヒットに抑える好リリーフをみせて逃げ切りました。勝利した花巻農は次戦で第1シードの花巻東と戦います。
7月10日の試合結果
1回戦 @きたぎんボールパーク
___ 一二三 四五六 七八九 計
盛岡四 002 010 000 3
花巻農 001 000 23Ⅹ 6
[盛] 宮、岩城、眞下-小畑
[花] 鎌田、小原幸-関口
二塁打:及川蘭(花)