【春季大会】大船渡と盛岡大附、水沢商と花巻東がベスト4へ 岩手 - 高校野球

第71回春季東北地区高校野球岩手県大会は22日、きたぎんボールパークと花巻球場でベスト4進出を懸けた準々決勝が行われました。

きたぎんボールパークの第1試合では昨秋県王者で東北大会4強の一関学院に大船渡が挑みました。大船渡は初回、長短打4本を集めて2点を先制すると、2回と7回には守備の乱れでそれぞれ1点ずつ追加しリードを4点とします。反撃したい一関学院は3回と6回に一死2塁の得点機を作るも無得点。そしてむかえた8回裏、ヒット4本を集めて2点を返すも反撃はここまで。好投の先発・熊谷航投手をリリーフした背番号1の長根投手が学院の追撃を振り切って熱戦はゲームセット!大船渡が白熱の好ゲームを制してベスト4進出を飾りました!

花巻球場の第2試合では盛岡誠桜と春6大会連続優勝を狙う花巻東が激突。試合は4回表、花巻東が一死2・3塁から連続スクイズで2点を先制。追う誠桜は5回裏、内野安打と守備の乱れから二死2塁とし1番倉野選手がライト前ヒットを放ち2塁走者が本塁を狙うも藤原選手の好返球でタッチアウトに。花巻東の好守備が光ります。そして8回表、花巻東は打者一巡の猛攻で一挙6点を奪いリードを8点に。そしてここまで好投続ける花巻東の先発・葛西が8回裏も無失点に抑えてコールド成立!投打がかみ合った花巻東が準決勝進出を果たしました。

盛岡大附は7対4で専大北上に逆転勝ちし2年ぶりとなる4強入り。水沢商は3対2で粘る高田を退けて初めての準決勝へ駒を進めました。

東北大会出場が懸かる準決勝は花巻東対水沢商、盛岡大附対大船渡という顔合わせとなりました。

5月22日の試合結果

準々決勝 @きたぎんボールパーク
___  一二三 四五六 七八九 計
大船渡  210 000 100 4
一関学院 000 000 020 2
[大] 熊谷航、長根-加藤
[一] 大下、佐々木、小山、新沼-梅田、小路
二塁打:佐々木、新沼英、大森(大) 青木(一)

準々決勝 @きたぎんボールパーク
___ 一二三 四五六 七八九 計
高田  000 000 011 2
水沢商 001 110 00Ⅹ 3
[高] 須賀、千葉来-齋藤、清水
[水] 千葉孔、千田-遠藤
二塁打:千田(水)

準々決勝 @花巻球場
____ 一二三 四五六 七八九 計
専大北上 301 000 000 4
盛岡大附 002 400 10Ⅹ 7
[専] 秋山、髙橋-小澤
[盛] 岩井、坂本遥-坂田
二塁打:吉田、渡邉2(専) 山本(盛)

準々決勝 @花巻球場
_  __一二三 四五六 七八九 計
花巻東  000 200 06  8
盛岡誠桜 000 000 00  0
8回コールド
[花] 葛西-千葉爽
[盛] 小又、山田侍、山口、小野寺、遠藤、東山-藤田
二塁打:葛西(花)

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