【春季軟式東北大会】専大北上、12年ぶり春の東北で頂点 岩手-高校野球

第16回春季東北地区高校軟式野球大会は12日、福島市の県営あづま球場で決勝戦が行われました。

2大会連続で大一番に進出した岩手代表の専大北上の対戦相手は、秋田で2年連続優勝をはたした能代。準決勝では7回無安打0封&二桁安打の7回コールド勝ち。投打で素晴らしい戦いぶりをみせている強豪です。専北ナインは県勢としては2013年の一関一以来となる優勝が懸けて決勝に挑みました。

試合は初回、能代はツーベースで出塁したランナーを内野ゴロで進めて1アウト3塁とすると3番佐藤陽永がタイムリーを放ち先制。専北はいきなり1点を追いかける立場となります。

早く追いつきたい専北は3回表、1番から始まる好打順を生かしてヒットと送りバントで1アウト2塁の一打同点の場面を作ると、先発の岡本がタイムリースリーベースを放ち自らのバットで同点とすると、さらに4番照井のサードゴロが相手守備の乱れを誘い、三塁走者の岡本が逆転のホームを踏みます。

その後、専北は4回にも野崎のタイムリーで1点を奪うと、さらに8回には準決勝で殊勲打を放った6番髙橋飛の2点タイムリーが飛び出し点差を広げます。

守っては5回以降毎回走者を背負いながらも、岡本と照井の2年生バッテリーを中心に無失策でリードを守り抜きゲームセット!専北が12年ぶり3回目の優勝を飾りました!

県勢の試合結果

決勝 @県営あづま球場
_____一二三 四五六 七八九 計
専大北上  002 100 020 5
 能代   100 000 000 1
[専] 岡本-照井
[能] 高橋 大髙-佐藤陽永
三塁打:岡本2(専)
二塁打:鈴木、長谷川(能)

勝ち上がり表

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