【春季大会】高校野球岩手県大会 花巻東が大会3連覇で閉幕 5月25日の試合結果

春季高校野球岩手県大会~最終日

春の高校野球はついに最終日。一関運動公園野球場で久慈と花巻南の3位決定戦、そして花巻東と盛岡大附の決勝戦が行われました。

3位決定戦は久慈が足攻からリズムを作り着実に得点を積み重ね7対4で花巻南に勝利し3位の座を掴みました。また決勝戦では花巻東が昨秋敗れた盛岡大附を相手に投打のかみ合った試合運びをみせ15対0で圧倒。春3連覇を達成しました。

5月25日(火)の試合結果

決勝戦

@一関運動公園野球場
     一二三 四五六 七八九 計
花巻東  200 150 511 15
盛岡大附 000 000 000 0
(花)中居ー田代
(盛)小野寺、三浦、柴田ー田屋
本塁打:佐々木(花)
三塁打:佐藤(花)
二塁打:菱川2、田代、佐々木2、佐藤2、相野、菊池(花)

昨秋の準決勝に続き4季連続の対戦となった花巻東と盛岡大附。

試合は初回から動きます。花巻東の1年生スラッガー佐々木麟太郎が打った瞬間ホームランとわかる凄まじい打球をライトスタンドに叩き込み先制。佐々木は今大会最多となる4本目、自身通算8本目となる一発です。そしてその余韻が残る間に菱川のツーベースと佐藤のスリーベースでさらに1点を追加し2点をリードします。そして先発の中居は立ち上がりこそ制球に苦しみながらも無失点で序盤を切り抜けます。

中盤になると花巻東打線が勢いを増し、4回と5回で長打5本を含む9本のヒットを集め6点を追加。さらに終盤3イニングにも6本のヒットで7点を挙げ、終わってみれば18安打15得点。先発の中居は打たせてとるピッチングで要所を抑えて6安打完封。

花巻東が投打で圧倒し春3連覇を飾りました。

3位決定戦

@一関運動公園野球場
     一二三 四五六 七八九 計
花巻南  000 000 103 4
久慈   301 021 00Ⅹ 7 
(花)高橋、櫻田ー平野、菊池琉
(久)澤里、松川、播磨ー荒谷、吉田
本塁打:大村(久)
二塁打:名須川(花)伊藤 大村(久)

公立校対決となった花巻南と久慈の3位決定戦。

久慈は初回、2つの四死球や守備の乱れなどに3つの盗塁を絡め、ノーヒットで3点を先制します。さらに2回裏には好調の4番大村が左中間スタンドへホームランを放ちリードを広げます。中盤には伊藤や大村のタイムリーで7点差とし試合を優位に進めます。

コールド成立寸前まで追い詰められた花巻南は7回表、3つの四死球で満塁の場面をむかえ、そこからさらに押し出しとなる四球を選びコールド回避となる1点を挙げます。そして6点を追う9回表には、7番澤田と代打名須川の連打で2・3塁のチャンスを作り、途中出場で9番に入っていた菊池琉が3連打となるセンター前タイムリー!さらに四球で満塁とし2番菊地亮の内野ゴロの間にさらに1点。そして藤川のレフト前タイムリーで3点差まで詰め寄ります。

しかし反撃もここまで。久慈のリリーフした播磨が花巻南の反撃を断ちゲームセット。7対4で久慈が3位の座を掴みました。

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