【第73回秋季東北地区高等学校野球大会】花巻東、本領発揮で４強へ

秋季東北地区高校野球大会は石巻と仙台の球場で準々決勝が行われ、ベスト４が出揃いました。

岩手から唯一勝ち上がっている第３代表の花巻東は八戸西（青森２位）と対戦。

両校の対戦といえば2009年春、登板はなかったものの菊池雄星投手もいた花巻東は２対７で惜敗。あれから11年、八戸西は福島投手、花巻東は菱川投手の二人の好投手が注目される準々決勝は大方の予想通り手に汗握る投手戦となりました。

花巻東、競り勝ち４強へ

花巻東は２回裏、４番菱川が積極的に初球を叩きレフトへスリーベースを放つと、続く５番菊池が先制のタイムリーツーベース。さらに送りバントを絡めて一死３塁として、７番田代が犠牲フライを放ち１点を追加。花巻東が序盤に２点を奪いました。

先発の中井は丁寧なピッチングで相手打線を打たせて取り３安打１失点の好投。今大会からサイド転向した左腕が高校初完投でチームを４強に導きました。

花巻東は２年ぶりの準決勝進出。岩手県勢としては６年連続となる４強入り。

次戦は仙台育英。

勝てばセンバツ選出へ大きく近づく大一番です！

秋季東北大会 ベスト４の顔ぶれ

花巻東 [岩手③]

仙台育英 [宮城①]

柴田 [宮城③]

日大山形 [山形①]

準決勝の組み合わせ

10月18日(日)の試合予定
▽準決勝～センバツ近づく一戦
＠石巻市民球場
柴田〈10:00〉日大山形
仙台育英〈13:00〉花巻東