第103回全国高校野球選手権岩手大会の第13日目は、準決勝が行われ花巻東が水沢工に勝利し決勝進出。盛岡大附と一関学院の試合は雷雨のためノーゲームとなりました。
花巻東と水沢工の試合は手に汗握る投手戦。花巻東は初回、注目の1年生スラッガー佐々木麟太郎が92キロのカーブを捉えてライトスタンドへホームランを放ち先制すると、4回にはヒットと送りバントで得点圏に走者を置いて黒澤がタイムリーを放ち追加点。2点を追う水沢工は9回に中軸の伊藤と遠藤の連打で1死1・2塁の得点機を作り、佐々木のレフト前ヒットで本塁を狙うも好返球でタッチアウトに。花巻東のリリーフした主戦の菱川の前に得点することはできずゲームセット。放ったヒットは互いに6本ずつでノーエラーという熱戦にスタンドから大きな拍手が沸き起こりました。
盛岡大附と一関学院の一戦は初回、盛岡大附が松本のヒットから新井がタイムリースリーベースを放ち先制すると、さらに小針がしっの犠牲フライで追加点をあげ2点をリードする。その後一関学院は相手バッテリーミスから1点をかえすと、奥谷と高橋のヒットと杉澤の絶妙なスクイズで同点とする。その後グラウンド整備中に大きな雨粒が落ち始め中断。雷雨となりノーゲームとなり翌日の再試合が決まりました。
準決勝の試合結果
準決勝 @岩手県営野球場
一二三 四五六 七八九 計
花巻東 100 100 000 2
水沢工 000 000 000 0
(花)中居、菱川ー田代
(花)山本ー高橋
本塁打:佐々木(花)
準決勝 @岩手県営野球場
一二三 四五六 七八九 計
盛岡大附 200 00 2
一関学院 001 10 2
雨天ノーゲーム 翌日再試合へ
(盛)渡邊ー田屋
(一)岩鼻、千葉華、伊藤ー杉澤
三塁打:新井(盛)
二塁打:松本(盛)