【第73回秋季東北地区高等学校野球大会】花巻東、決勝届かず

第73回秋季東北地区高校野球大会は石巻市民球場（宮城）で準決勝２試合が行われました。

勝てばセンバツ選出へ有力となる負けられない戦い。

岩手代表で唯一勝ち上がっている花巻東は連覇を狙う優勝候補の仙台育英と対戦しました。前々回大会の対戦ではサヨナラ決着だった両校。好ゲームへの期待が高まるなか始まった試合は白熱の展開となりました。

花巻東、３年ぶり決勝届かず

花巻東のエース菱川は初回から毎回得点圏にランナーを背負うものの粘り強く投げ序盤を無失点で切り抜けました。しかし４回表、二死２塁の場面から内野ゴロで失策が絡み先制点を許して追いかける展開に。

何とか追いつきたい花巻東でしたが、４回からマウンドに上がった相手エースを打ちあぐねスコアボードに０が並びました。それでも８回裏には２死からこの試合初めての連打で１・２塁の得点機を作り、後続が鋭い当たりを放つもライトフライに倒れ同点ならず。最後まで追いつくことはできませんでした。

第３代表から３勝を挙げての４強。そして名門・仙台育英との鍔迫り合いをみせた花巻東は大きな経験を糧に春へ向かいます。

東北大会決勝は宮城対決

秋季東北大会決勝は仙台育英と柴田の宮城対決に。

同県対決は2015年の青森山田と八戸学院光星の時以来。宮城勢による決勝は2000年の東北と仙台育英が戦った時以来となります。

第１代表を３連破してきた柴田か。
それともこの秋の県大会で勝利している仙台育英か。

決勝の組み合わせ

10月20日(火)の試合予定
▽決勝
＠石巻市民球場
柴田〈10:00〉仙台育英