秋の高校野球東北大会が石巻市民球場と仙台市民球場を会場に開幕!
新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に開会式は行われず、入場時も検温等が実施される中で初日は6試合が行われ、岩手王者の盛岡大附と第3代表の花巻東が登場しました。
花巻東、2年ぶり初戦突破
1回戦 @石巻市民球場
一二三 四五六 七八九 計
鶴岡東 000 000 200 2
花巻東 012 000 22× 7
(鶴)津田、海藤ー堀部
(花)菱川、平井ー田代
二塁打:安藤(鶴)菱川、佐藤、黒澤(花)
花巻東は2回裏、7番平井の犠牲フライで先制すると、さらに3回裏には投打の柱としてチームを引っ張る4番菱川がレフト線へ技ありの2点タイムリーツーベースを放ち、序盤から優位に試合を運びました。
また先発した菱川はカーブやスライダーで有効に緩急を使い、鶴岡東打線を6回までノーヒット1四球に抑える内容。終盤に相手の集中打で2点を失うものの、8回4安打2失点の好投をみせました。
詰め寄られた後、打線んもエースを援護。7回には6番黒澤がレフトオーバーの2点タイムリーツーベース、8回には2番相野のタイムリーなどでさらに加点し相手を突き放しました。
次戦は連戦となる明日、秋田王者の角館と準々決勝進出を懸けて対戦します。
盛岡大附、猛追及ばす
2回戦 @仙台市民球場
一二三 四五六 七八九 計
羽黒 521 000 002 10
盛岡大附 000 200 023 7
(羽)奥中、本間ー髙橋柊
(盛)三浦、渡邊ー田屋
本塁打:池田(羽)渡邊(盛)
三塁打:櫻井(羽)小針(盛)
二塁打:齋藤2、奥中(羽)新井2(盛)
盛岡大附は初回、2アウトから打者一巡の猛攻で5点を失い、続く2回にはノーアウトからの4連打で2点、さらに3回にはホームランで1点を追加され、序盤から苦しい展開となりました。
強打を誇る打線は4回、3番金子と4番小針の連打と5番平内の犠牲フライで2点を返すと、さらに8回には得点圏に走者を置いて2番渡邊がレフトへ2ランホームランを放ち、点差を4点まで追い上げました。
9回表には2点を奪われリードを広げられてしまったもののその裏、5番平内の四球を皮切りに6番新井がツーベースを放ち、代打の南と1番松本のタイムリーで3点を返し猛追。なおも2死1・2塁の得点機で中軸をむかえましたが反撃及ばす。初戦で涙をのみました。
大会第2日目は2回戦 県勢2校が登場
大会第2日目は残りの2回戦4試合が2球場で開催される予定。
仙台市民球場では県勢2校が登場します。
東日大昌平との初戦に臨む一関学院は、同大会での福島勢との対戦は5年ぶり。
その時は勝利し勢いに乗って4強入りしています。
また2年ぶりに初戦突破した花巻東の次戦は秋田1位の角館。
直近5年の秋公式戦をみると2度対戦し互いに1勝ずつで今秋も好ゲームとなりそう。
がんばれ岩手県勢!