【秋季大会】ベスト8、出そろう 一関学院と盛岡大附、花巻東と水沢が準々決勝進出 岩手 - 高校野球 

第75回秋季東北地区高等学校野球岩手県大会は19日、県営野球場と花巻球場で2回戦計4試合が行われ、この秋のベスト8が出揃いました。

県営の第1試合では、初戦で県大会初勝利を挙げた宮古商工が秋連覇を目指す花巻東に挑みました。試合は佐々木麟太郎主将の犠牲フライで先制した花巻東が毎回得点で13対0の5回コールド勝利。初戦突破とともに7年連続のベスト8進出を飾りました。

第2試合では今夏準優勝の盛岡中央と同8強の水沢がぶつかりました。そして水沢が中盤に逆転劇をみせ守備もそれに応えるように無失策。4対3で競り勝ち3年ぶりの初戦突破とともに5年ぶりとなるベスト8に駒を進めました。

花巻球場では初戦をむかえる久慈東が夏秋連覇がかかる一関学院と対戦しました。試合は一関学院が長打攻勢などで5得点。守っては髙橋投手と大瀬投手の継投で久慈東の反撃を1点に抑えてベスト8へ駒を進めました。

第2試合では盛岡四と2年ぶり王座を狙う盛岡大附の同地区対決。試合は初回から動き、盛岡大附が死球から得点機を広げて4番中田と5番玉沢の連続タイムリーで2点を先制。そして両チーム譲らず終盤まで2対0のまま進みます。逃げ切りをはかる盛附は7回からエース橋本に継投。そして3回1安打無失点の好リリーフをみせゲームセット。盛岡大附が初戦突破とともにベスト8進出を果たしました。敗れたものの盛岡四はエース櫻田が9回2失点で130球超の熱投をみせ、守備陣も次の塁を狙う盛附の積極的な走塁を何度も阻みました。これまでの直接対決と同様、今秋も互いに意地がぶつかったナイスゲームでした。

9月20日に予定されていた準々決勝は台風による影響で21日へ順延。5日目はベスト4入りをかけて県営と花巻で計4試合が行われる予定です。

9月19日の試合結果

2回戦 @岩手県営野球場
___  一二三 四五六 七八九 計
花巻東  144 31      13
宮古商工 000 00      0
5回コールド
[花] 佐藤、中屋敷、工藤、阿部-久慈、堀川
[宮] 古舘、福士、下山、中谷-大久保、貫洞
二塁打:久慈、佐藤(花)

2回戦 @岩手県営野球場
___  一二三 四五六 七八九 計
盛岡中央 000 010 020 3
水沢   000 004 000 4
[盛] 中清水、千田、宮野、北田、伊藤-小笠原
[水] 小野寺、藤澤-松本
二塁打:立花、小笠原2、佐々木優、小山(盛)

2回戦 @花巻球場
__ _ 一二三 四五六 七八九 計
久慈東  000 000 100 1
一関学院 003 002 00Ⅹ 5
[久] 玉沢、小向星-中崎
[一] 髙橋、大瀬-小原翔
二塁打:晴山、原田2、菅野、小原翔(一)

2回戦 @花巻球場
___ 一二三 四五六 七八九 計
盛岡大附 200 000 000 2
盛岡四  000 000 000 0
[附] 竹ケ原、小林優、橋本-小林陸
[四] 櫻田-鳥谷部

ベスト8の顔ぶれ

 専大北上 (北奥)   花巻南 (花巻)
 盛岡誠桜 (盛岡2位) 一関ニ (一関1位)
 花巻東 (花巻1位)  一関学院 (一関)
 水沢 (北奥1位)   盛岡大附 (盛岡1位)

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