【第73回秋季東北地区高等学校野球岩手県大会】4強出そろう!9月22日の試合結果

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秋の高校野球岩手県大会は準々決勝。

岩手県営野球場と花巻球場でベスト4を懸けた戦いが繰り広げられました。

 

東北大会へ初出場を目指す花巻農と9年ぶり出場を目指す盛岡三の公立校対決

花巻農は4回表、佐藤のタイムリーや前の試合で5安打の大活躍をみせた藤原怜の犠牲フライで2点を先制。その後9回には髙橋悠のタイムリーなどで3点を追加しリードを5点と広げます。
しかしその裏、土俵際に追い詰められた盛岡三は四球と主将・志和のツーベースで無死2・3塁とし佐々木聖斎藤小柳のタイムリーで1点差まで詰め寄ります。
さらに得点圏に走者を置いて一打同点の場面が続くも、花巻農のエース藤原奏が後続を見逃し三振にきってとりゲームセット。
花巻農が4年ぶりとなる4強進出を決めました。

 

2年ぶりの東北大会出場を狙う専大北上と秋3連覇を目指す盛岡大附が顔を合わせた強豪私学対決

盛岡大附は2回、新井がフェンス直撃のツーベースでチャンスメイクし主将・田屋のタイムリーで先制。3回には予選でホームランを放っている金子の場外弾などでリードを4点とします。
追いかける専大北上は5回、泉山のヒットなどで1・3塁の得点機を作り前川の犠牲フライで1点を返します。
リードを縮められた盛岡大附は6回、満塁の場面でこの日ホームランの金子が今度は走者一掃の3点タイムリースリーベース。この試合2安打4打点と躍動します。
そして2番手に登板した阿部が好リリーフをみせそのまま試合終了。
終わってみれば盛岡大附が10安打7得点の快勝で3年連続となる準決勝進出を決めました。

 

夏王者の一関学院に初の4強入りが懸かる水沢工が挑んだ一戦

一関学院は前の試合でホームランを放っている佐藤零の先制タイムリーツーベースや4番に抜擢され活躍する鈴木幹のタイムリーなどで序盤から得点を重ねていき5回までに5点のリードを奪います。
そしてエース伊藤は7回1失点の好投。最後は主将・奥谷への継投で試合を締めくくりました。

水沢工は技巧派の1年生投手・安倍が粘投。前の試合完封のエース山本も3回途中からマウンドに上がり2失点の好リリーフをみせ、打線は9安打を放ちましたが奪ったのはバッテリーミスの1点のみ。夏王者からの金星には届きませんでした。

そして終始安定した試合運びをみせた一関学院が5対1で勝利し、夏秋連覇へまた1歩前進しました。

 

今夏の独自大会準々決勝でも対戦した花巻東と黒沢尻工の再戦

花巻東は初回、二死3塁の得点機から4番佐藤と5番菊池開、さらに6番平井と7番田代の4者連続タイムリーで4点を先制。
続く2回には2塁に走者を置いて主将・相野にもタイムリーツーベースが飛び出し追加点を奪います。
以降も攻撃の手を緩めず、合わせて長打7本を含む14安打14得点8盗塁の猛攻。
先発の中井と2番手の平井は黒工打線を散発3安打に抑え6回0封。
花巻東が初戦に続き6回コールド勝ちで準決勝へ駒を進めました。

 

 

ついに4強が出そろった秋の陣は第2週へ。

東北大会まであと1勝。

がんばれ岩手の高校球児たち!

9月22日(火)の試合結果

準々決勝 @岩手県営野球場
     一二三 四五六 七八九 計
 花巻農 000 200 003 5
 盛岡三 000 000 004 4
(花)藤原奏ー瀬川
(盛)下谷地、鷹觜、内田、佐々木諒ー小柳
二塁打:佐藤、高橋悠(花)志和、小柳(盛)

準々決勝 @岩手県営野球場
     一二三 四五六 七八九 計
専大北上 000 010 000 1
盛岡大附 021 103 00x 7
(専)佐藤ー川上
(盛)渡邊、阿部ー田屋
本塁打:金子(盛)
三塁打:金子(盛)
二塁打:新井、田屋、蛯名(盛)

準々決勝 @花巻球場
     一二三 四五六 七八九 計
 水沢工 000 000 100 1
一関学院 012 110 00x 5
(水)安倍、山本ー高橋
(一)伊藤、奥谷ー高橋
二塁打:佐藤零、奥谷、佐藤拓(一)

準々決勝 @花巻球場
     一二三 四五六 七八九 計
 花巻東 431 015     14
黒沢尻工 000 000     0
6回コールドゲーム
(花)中居、平井ー田代
(黒)熊谷、藤澤、根本、熊谷ー嘉藤、藤原、高橋
三塁打:佐藤(花)
二塁打:相野2、菊池開2、佐藤、渡辺(花)

ベスト4の顔ぶれ

一関学院(一関①)2年連続

 花巻農(花巻) 4年ぶり

盛岡大附(盛岡②)3年連続

 花巻東(花巻①)5年連続

9月26日(土)の試合予定

▽準決勝 @岩手県営野球場

10:00 一関学院-花巻農

12:40 盛岡大附-花巻東

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